そろそろ鹿谷寺跡のササユリが見頃になっているハズなのにネットではその情報が出てこない。今年は全般に山の草花も咲きが悪いのか、行って確かめないとナンとも言えないけど。タイに出かけていたのでお山は約1ヶ月ぶりとなる。タイではよく歩いていたといっても平地ばかりだから傾斜のある山とは違う。旅の疲れか首を左に傾けると目眩がする。昔のパターンが出てきたかな。
今日の靴はこの前買ったシリオの軽登山靴。足にピッタリして歩きやすい。モンベルの靴は騙し瞞し履いてるような感じだがシリオのは本当に合っている。今背負ってるザックは十何年か前のビッグパックというやつ、これもドイターフューチュラ27に代えようと思っている。この先何年歩けるかどうか知らんけど、山用具を我慢して使うのは止めたい。となるとストームクルーザーも買い直しになるか……でも新しいのはゴアテックスじゃないから。
喜志駅発8時10分のコミュニティバス（近鉄がやっている）乗車。六枚橋東着8時30分頃。竹之内街道を二上山に向かって歩き出す。今現在の気温でもクリスタトレイルシャツだけで汗ばむほど。万葉の森登山口着9時10分。今朝もここのモーニングで英気を養おうと行って見ると閉まっている。あれれ……『平日10時、土日9時半』の貼り紙があった。また変わったのか。仕方ないなあ、今朝は家で梅お粥を食べてきたからモーニング抜きでもいいんだ。登山口にはこんなポスターが貼ってあった。ここまで来て捨てる奴がおるんか。
ここの駐車場は平日でも満杯に近い。それだけ多くの人が登ってるんだろうか、マア年寄りの山歩きに最適なのは分かる。岩屋峠の道を分けて鹿谷寺跡着9時25分。十三樹石塔を見ると全く花がない。茎が1本立っているが蕾も皆無。いったいどうしたんだ、そういやネットでササユリが盗掘されていると出ていたけど、ここだったのか。塔周りに後2本だけ枯れかけた花を付けたのがあった。磨崖仏側の囲いの中には1輪だけ花を付けたのがあった。これだけでも“咲いていた”と言えるんだがこれまでの派手な咲きぶり（6～7枚咲き）に較べたらショボくて落胆。根っ子から抜かれているんだったら来年以降も望み無しになる。
岩尾根を登るとほんの僅かだけササユリが咲いている所もあった。今日一番咲いていたのは岩屋峠からの道分岐辺り。でもこれが一番の咲きじゃ冴えんなあ。以降万葉広場までは蕾ばかり。その蕾もポツポツ程度で後1週間待ったとても大したことがなさそう。ベンチで一休みしてパイナップル缶を食べていたら高齢（後期高齢者と言ってた）のオバサンが登ってきたので少しお喋り。この年で登ってるなんて超元気なんだ。他の山はどうなんだろう、1箇所咲きが悪いと他もよく似た感じになることが多いが、岩湧山なら悪くともゼンゼンと言うことはないと思う（期待）。
下りは二上山ふるさと公園コース。油断しながら歩いていたらスッテンコロリとやってしまった。イカンなあ考え事して歩くとこうなる。幸い右腕と脇腹を少し打っただけですんだが後でどうなるか。公園上部の展望台で一服。真下まで急な石段が付いている。足がフラついている時は要注意、でもこんな場所では絶対転けないのは気合いが入ってるから。下に降りていつものカフェでティータイムしようなんて考えていたが本日定休日か。今朝のモーニングもダメだったし今日はカフェは外れが続く。
道の反対側にもカフェがあった。喫茶蘭、外観からは普通そうな喫茶店だが入ってみないと評価出来ない。腹も減ってるしコーヒーよりも食べ物にした。中に入ると招き猫の置物だらけ、マスターの趣味なのか。ご飯物はカレーとピラフだけだったのでピラフ、それとユズソーダにした。白黒で何もナイ無機質空間より、こんな色とりどりのゴチャゴチャした方が好きだ。味はマア普通、ソーダは美味かった、両方で丁度1000円。
道の駅で少しだけ買物して入口のソフトクリームスタンドで紫蘇バニラミックスを賞味。ここに降りるといつも食べてしまう。これが合う季節になってきたんだ。二上神社口駅に道を歩いていたら黒パグに食事させている夫婦がいた。つい1枚。
今日も締めは アップルコーヒー。本日のお奨めは“コスタリカ浅煎りの急速アイス”。器は薩摩切り子。飲むと本当に口当たりが良くガブガブ飲んでしまいそう。ここのコーヒーは何時飲んでも美味しい。豆より抽出の腕なんだろう。今日もタイのカフェ、珈琲豆などのことをお喋りして過ごした。古市みたいな少し辺鄙な所にあるからお客も少なくノンビリ会話出来るけど、もし大阪市内だったらネットランキング上になり……ウニールみたいになっていくんだろうなあ。