今年は気温上昇が速すぎて山行がついていかない。おまけに歯医者通いが入ってきたので例年のように天気の良い日を選ぶ訳にもイカン。この前の京都でおかめ桜とマンサクは見たけど六甲山のマンサクも見ておきたくなった。
今日は山のランチは止め三宮でインド料理を食べるつもりだから荷は軽い。6時前に家を出て梅田着7時。この時間のモーニングは 喫茶YC。最近はいつも此処になっている。以前は東お多福山に行くときのカフェはJR芦屋駅前の神戸屋カフェか阪神芦屋駅前のにしむら珈琲だったけど一方はなくなりもう一つは8時オープンだから山に入るのが遅れる。ここは7時オープンなので後の行動が楽になる。多少タバコ臭いのは我慢するしかない。
芦屋川着8時過ぎ。ブラブラとJR芦屋まで降りてそこからバスに乗った。駅改造してから良いカフェがなくなってしまった。周辺のカフェは多いけどチェーン店や開店が遅い所ばかり。特に（若者向き）横文字カフェは10時以降ばかり。東お多福山登山口着8時40分。空はよく晴れて気温も温かめ。今日はモンベルのライトシェルジャケットを着てきたが純毛カッターだけで充分。ハイカーは誰もいない。
トビワリ峠着9時10分。黒岩谷まで降りると黄色い花が見えてきた。朝陽が当たりキラキラしている。よく写せるように笹原を登ってみた。花を付けている木が4～5本あった。マンサクの花は派手じゃないからよほど密生していないと目立たない。黒岩谷を登れば何ヶ所か咲いてるけど有馬に降りる気がしないので……。
これを見たから今日の目的は達成したことになる。後はブラブラと東お多福山に登り草原逍遙。でも今の時期は笹が全部刈り取られ地肌を見せている。見晴は良いし休憩する絶好の場所になってるんだが、何か人工的な感じがする。いつもの所で休憩。平日でもハイカーがチラホラ通っている。
本通に出ると老年ハイカーが多く歩いていた。洗脳された若者（ガキ）と違い下界の変な作法（マスク）をしてないだけマシかな。たまにそんなガキタレ共もいたけど土日よりは健全な山だった。七兵衛山を廻って降りようと甲南パノラマ道に入る。ここにも小さな黄色い花を付けいている木がある。ダンコウバイかなと思っていたが少し違う（帰って調べるとシロモジだった）。
雌池辺りまで来ると今まで繁っていた植林が伐採され見晴らしが良くなっていた。真下に池も見えている。正に名前（パノラマ道）通りになったんだ。こっちを歩いて正解だった。鉄塔周辺も綺麗に整備されていた。
七兵衛山は海側の展望が良く軽いハイキングに絶好の場所。今日も若い女性が一人登ってきた。他にも老年カップルなどがチョボチョボ来て独り占め出来ない。段々に休み場所が造られていた。春霞の神戸湾。気温が上がってくると遙か遠くまでは無理だなあ。A"LINE（マルエーフェリー）の『琉球エキスプレス2』が入港してきた。
今日は八幡谷に降りず水平道を辿り金鳥山ルートに廻った。明るく晴れた山は気持ちが良い。神戸市街を見下ろす展望台で一服。ここも綺麗に刈り払われていた。何故か去年から刈り払いが進んでいるように思う。保久良神社の梅をほぼ終わっていた。満開の紅梅が1本だけ残っていた。神社本殿前のしだれ桜も咲き始めてきた。
阪急で三宮に出て昼食。今日はインド料理の アールティ。地階にありカウンターとテーブル4個ほどの小さなレストランだった。若者ばかりでほぼ満席、カウンター席端に座った。アールティはヘンテコな事をしてないと書かれていたが隣席の間にアクリルボードが立ててあった。書かれてるのは本店だったから、こことは違うのか、書かれた時と今は対応が違ってきたのかどうか分からん。マア検温、手洗いなんてことは言わんからマシだが。3種カレーのタリーセットにした。キーマ、ベジ、ダール・ほうれん草にした。でもタリーという感じじゃなく3種カレーセットだ。味は……こんなもんかなあ程度。
ジュピターで買っていたMTRカレーのことを聞くと上の店で売ってるとのこと。1階はインドのスパイスや食料品の店だった。3個1000円だからジュピターより安いのかなあ……。三宮もノッペラボウばかりで人間は少ない。南京町は前よりも人出が多くなっていた。若者ばかり、この時間に出歩けられる者達ばかりということなんだが。相変わらず老祥記は列が出来ていた。“間隔を1m空けて……”の看板を持ったスタッフが立ってたけど、お構いなしに“密に”並んでいた。本当にそのとおりに並んだら元町駅までの列になってしまうがな。写したら面白い光景になるなあ。
今日は前と違う店で“飲茶セット”ともう一つの店で“桃饅頭、海老シュウマイなど”を買った。ここも洗脳済みのバカモノで溢れている。ふと感じたんだが、こんな若い奴らが“コロナ脳”のハズがない。それよりも（他人に）批難されるのを恐れてるんじゃないかな。こちらはノーマスクなのに全く警戒心がないように見えるからだ。ノーマスクの人間が顎マスクのアンチャンにくってかかることは皆無なんだからなあ。“コロナ恐い”じゃなく“他人恐い”人種なんだったら、いくら科学的根拠で言っても的外れになってしまう。
勤めてるときも大半はそんな連中だったなあ。無意味なことでも他がやってるからと言うだけで“右にならえ”だったから。だから“コロナ”じゃなくとも何でもイイんだ。正直に怖がっている人間と較べるとどちらがマシなんだろう。もっとタチが悪いような気もする。