果無はまだ雪が深そうなので次に回して今日は高野山で足慣らし。8時40分の急行に乗り損ねたが9時14分発は高野山まで直行だからそう時間差がない。高野山着10時35分。大門行バスは16分遅れて来た。雪はやっと極楽橋から出てきたくらいだからこの天気じゃほとんどないだろう。木の上にふんわりした綿帽子が載っているような。
霊宝館前から山に入る。林道は凍っていてツルツル滑り歩きにくい。尾根に出てもまだ林道が延びていた。軽四が2台走ってきた。山仕事のだろう。天狗岳が端正な姿を見せている。雪を被ってはいるもののもう春が近いような気配。
雪は踝まで潜り込むような深さの所もあった。1時間ほどで路肩にテープが付いている場所に着いた。地図によると内子山はこの辺りだ。高みに這い上がると西側が開けた頂上に着いた。頂上を示す標識は何処にもなかったがここが一番高いから多分そうなんだろう。
陽当たりの良い斜面に降りて一服。とは言っても雪が斑に残り座り込むことも出来ないから立ったままで昼食。この頃は浜塩ラーメンばかり食べている。雲一つ無い空、天狗岳以外はインパクトもない山波が延々と続いている。もう2時間以上経っているから相ノ浦に降りて対岸の山を廻るのは無理。
元の道を高野山まで引き返す。一の橋近くの茶店でサンドイッチとコーヒー、やっと座って一息つけた。でも次のバスまで20分しか余裕がないので落ち着かない。高野山発3時29分特急『こうや』に乗り難波に出た。ツクモ（日本橋）に寄りマウスとメモリー2Gを買う。