6時に時計をセットしておいたのだが、6時半まで寝てしまった。外を見ると、今日も晴れそうだ。半分止める気になっていたが、決心して起きる。大阪駅7時56分野洲行新快速乗車。前回より10分早いくらいか。天気予報では曇とのことだが、どういう訳かよく晴れている。あまり寒くもないし……。大津を過ぎると、比良の白い山並みが見えてきたが、この前程ハッキリしない、ぼやーという感じ。鈴鹿方面は前山しか見えない。近江八幡辺りの線路脇には雪が残っていた、昨日は降ったのかなあ。
彦根着9時半、7時前に出てもこの時間になる。取り合えずモーニング、しかしここは駅前の平和堂1階にマクドがあるだけだ。仕方なしに入ったが、食べたい物がない、ソーセージサンドとかいうカスカスのを食べたが全くマズイ! もう入らんぞ。
多賀大社着10時40分，駅前にタクシーが2台止まっていた。河内奥の入谷入口まで乗る（2680円）。11時頃着。所々雪が残っている。すぐに急な登り道になる。集落は廃村とまではいかないが、人気は全くなかった。まだ住んでいる気配はあったけど。振り返ると鍋尻山が白く聳えている。地蔵さんの横から地図の道らしい所を登るが、道というよりケモノ道、雪の上を点々と足跡（シカかなあ）が続いている。イノシシみたいなのもあった。
尾根に近づくにつれて雪が多くなってきたが、よく締まっておりキュッキュッと音を立てまがら快適に歩けた。運動不足で足下が頼りないが。予定では、尾根を越えて男鬼に降りるつもりだったが、稜線は一面の雪原で道なんて全くわからない。無理に下ることも出来ないこと無いが……やっぱり止めとこう。稜線を高取に向かう。霊仙山は完全に冬姿、誰もいない雪原を登る。高取らしき所を通過するが、プレートも何もなし、比婆の山でやっと標識が出てきた。神社はまたの機会にしよう。どこか良い休憩場所を探さなきゃ。展望は、木の間越に霊仙山が見えだけ、デジカメの調子が少々おかしくなった、電池のせいか寒さのせいか。
イワスで昼食。採石場の壁の上で小休止。御池方面も真っ白だ。下を見ると、潰れかかった事業所の建物横の雪原にサークル状の轍が描かれていた??何だろう、誰かバイクでも走らせたのかなあ。のどかで少し寂しい風景だ、鈴鹿には過ぎ去った日々を忍ばせる風景があちこちに残っている。カメラも陽に当てていると直ってきた。寒さで電池が鈍くなったのかもしれない。イブキを越えて鳥居本まで歩く、今日はよく歩いた。