例年の如く大谷山に来た。昨日一昨日と雨続きで延び延びになっていた。今朝もあまりハッキリしない晴かた。大阪から近江今津まで特急『雷鳥』に乗り乗り換えてビックリ。超満員じゃないか、マキノでほぼ全員が降りる。海津大崎の桜が満開なんだ。
臨時バス券売場も大賑わい。ピックランド（カタクリの里）行も多かった。去年と同じだなあ。マキノ高原温泉さらさ行臨時バスに乗ると直行便だった。2年前とは違いここも観光地になってきた。
すぐにスキー場を登り出す。上は緑の純毛カッターを着ているが少し歩いただけで汗が出てきた。スキー場上部で二人組登山者に会った。大谷山に行くのかな。乗越についてもカタクリが咲いてない。まだ早いのだろうか。下の沢に降り直登尾根に取り付く。勝手知ったる道だ。いつもの休憩場所まで1ピッチで行った。
雪はほとんどないが花は遅いのかも。イワウチワも少ない。木の芽が出始めたばかりだ。大谷山稜線には残雪が見えている。
頂上直下まで来るといつもどおりベッタリと雪が残っていた。頂上着11時50分。思ったより早く着いた。誰もいない。風の来ない南斜面の笹原で休憩。ポカポカしてきた、至福の一時。稜線伝いの道が付いているのにっここまで来る人はほとんどいない。大御影山はまだ冬姿、いっぱい残雪がある。琵琶湖は霞んでいた。30分ほど休んでいたらさっきの二人連れが上がってきた。地図のルートを歩いてきたようだ。
元来た尾根を降りていると思いがけない拾いものをした。“鹿の角”だ。こんな所にあるとは。川まで降り乗越に登るとカタクリも咲いていた。来る時は目に入らなかったのに見る角度を変えると咲いてるんだ。マキノ高原の桜もほぼ満開。