来週の屋久島に備えて六甲山で足慣らしでも、と家を出たが途中で気が変わった。荒地山の混み具合を思っただけで嫌になる。誰もいない見晴らしの良い山に登って昼寝したい。今からだと時間的にシンドイが日生の天狗山にチェンジ。
新大阪駅で時刻表を見ると相生に停まる列車はほとんどない。乗り継いで寒河着が1時50分になってしまう。これじゃ遊ぶ時間もあまりない。切符は買ってしまったし、まあイイか!。姫路、相生、播州赤穂と乗り継いでいく。途中、播州赤穂で外に出て食料を買おうとしたが駅米にコンビニもない。案内所のオバサンに聞くと一番近くのコンビニまで5分程度かかるという。弁当（ニギリメシ）は新大阪駅で買ってあるから飲み物だけで我慢。
寒河（そうご）駅まで約10分。無人駅だが10人ほど降りた。周りを見渡してもそれらしき山は見えない。歩いている人に聞き道は大体分かったけど頂上に行く道はないようだった。どうせ藪漕ぎ、のつもりで来たんだから。墓の横から尾根鞍部目指して藪に突入した。
低山のブッシュはイバラが多く傷だらけになってしまう。鞍部まで登るとハッキリした道が付いていた。少々拍子抜けしたが今の体力じゃ上までブッシュ漕ぎじゃ保たない。所々岩も出てくるが岩峰というほどじゃない。日生の海が見えてきた。遠くに見える白っぽい島は北木島かな?。
1時間少しで頂上着。大きな岩があった。誰もいないしゴミもない。風は少し冷たいけど陽差しがあるから寝転ぶとホンワカした気分になってくる。低山ながら見晴らしも良く早春の山歩きには丁度良い。三角点は確認出来なかった。ニギリメシ食べて元来た道を降りる。神社の裏手まで良い道が付いていた。帰りは姫路でお茶休憩。姫路も風格のある街だ。お城と新幹線停車駅の強みかなあ。