９月２日（土） 河内長野（バス）金剛山ロープウェイ前（ロープウェイ）金剛山 香楠荘 【晴】
昼まで寝ていたので快調、チビ太も10時半頃目を覚ました。軽く朝食（ニギリメシとサンドイッチ）をとってから出発。ヒゲオッチャン（味香）でアイスコーヒーを飲む。ちび連れの山は初めてだからどうなることか。
河内長野からタクシーの乗ったが冷房の効きすぎと揺れのキツさでロープウェイ前に着く頃は3人とも吐きそうになっていた。さてこれからどうやって歩かすか。ロープウェイ下まで行くだけで“もうシンドイ!!”。丁度ロープウェイが降りてきたのを見て大喜び。よだれ出しながら元気に歩き出した。こんな乗り物に乗ると興味津々の顔つき。
頂上駅から香楠荘までは500mほどの登り道だが、イスに座ったりコンクリート製の木を触ったりしながら30分掛けて到着。すぐに布団を敷くと牛乳瓶を持ちながらゴロゴロ。すぐに寝付くかと思っていたが寝る気配がない。ここには牛乳は置いてないとのこと。ニギリメシ1個食べてから山頂まで散歩。
歩かんかったらどうしよう、との心配を余所に良く歩いた。涼しいし車も来ないし興味があるものばかりのようだった。秋の草花も咲き乱れている。ハギ、オトギリソウ、アキギリ、ミズヒキ、他にはシソ花の花が多い。湧出岳下辺りにはネバリタデ、ミゾソバ、葛木神社まで来るとモミジガサが目についた。クロトガ谷などと較べると花は少ない。
神社の上で休憩。おにぎり、サンドイッチ、梨を食べる。チビ太はすこぶる元気。木の大きな穴とかお寺の鐘とかがお気に入りみたい。ここまで来るだけで2時間近く掛かっている。夕食に間に合うよう帰らねば。帰りは巻き道を辿った。途中2回ほどこけて擦り傷。最後はだっこちゃん。香楠荘着5時。夕食5時半。あまり豪勢でもない普通の定食。2人分を3人で食べるんだから腹が張らない。8時頃ねんね。
９月３日（日） ロープウェイ～金剛山登山口（バス）河内長野 【曇雨】
少し肌寒い朝だった。雲が厚く垂れて今にも降りそうな空。チビ太はいつもの如く“マブシイ、マブシイ”と叫きながらチビ布団を担いで牛乳瓶を咥えながら彷徨き廻っている。朝食8時、この食堂は見晴が取り得。ゆで卵、海苔、塩鮭、漬物。味噌汁と塩辛いものばかり。食後はゲームセンターで粘らされた。
9時頃出発。宿泊料は5800円×2-2000円なり。幼児はただみたいだった。9時30分のロープウェイ乗客は我々3人だけ。大阪平野の眺めが案外綺麗だった。紅葉の頃は持って綺麗なんだろうなあ。下に着いて車道歩き。登山者がボチボチ登ってくる。念仏坂分岐まで降りて休憩。ポッキーと梨。ここからマス釣り場までの間は半分おんぶ半分歩き。
マス釣り場『千早川』のレストランに上がりマス料理を食べた。日曜日の釣り堀はかなり賑わっていた。マス洗い、塩焼き、甘露煮とオニギリ。チビ太は釣り堀をみて喜んでいる。料理の方だが醒ヶ井と較べると落ちるなあ、まあマス料理が食べられたんだから一応満足した。昆布入りおにぎりは美味かった。土産に甘露煮を買って帰る。
ここからが大変、バスを待っていたら通り過ぎていった。仕方なく登山口まで歩く。10分ほどの距離なんだがおんぶしてだから。まだ降りてくる人は少ない。タクシーよりもバスの方が気分が良い。電車に乗る頃にはゴネ出して……駅から家までの20分間が今回山行で一番疲れた。