大峰山(川合~弥山~前鬼)
1977年4月29日(金)~5月2日(月)


4月29日(金) 川合~弥山小屋 【快晴】

6時50分起床。まだみんな寝てるようだ。ニギリメシ1個食べて出発。阿部野橋7時50分、何とか8時発に間に合った。山行きで満員、立席しかない。下市口着9時。今度はバスの順番券を取りに走る。No.79なんとか座れた。眠気のほうはそれほどでもない。

川合着10時35分。食堂で「他人丼」、便所を借りる。下痢気味なのだ。11時登山開始。急な道を登るのみ。足が衰えているのか、荷が重いのか、かなりバテながら栃尾辻。ここまでは30分早く着いた。


4月30日(土) 弥山小屋~仏教ヶ岳~前鬼宿坊 【快晴】

昨日は縦走しようかどうかと迷っていたが、それどころじゃない。ガスが切れてきたのだ。朝食に餅を焼いていたらどうやっても強くならない。ボンベを振ってみたらかすかに音がしている程度。これじゃ今日一日持つかどうか怪しいものだ。朝は赤だしゾーニ(餅3切)をかっこんだ。昨夜はほとんど寝ていないので食欲なんてまるでなし。ひどく寒い夜だった。この羽毛シュラフはあまり温かくない。

6時発。良い天気だ。6時半仏教ヶ岳。7時まで休憩。無性に果物が欲しい。8時半舟のタワ。大便をしようと場所を探していたら小さな池のある綺麗なところに出た。9時半楊子ヵ宿。ここからスローペースになる。孔雀岳辺りでチンタラしだして釈迦ヶ岳着12時25分。下でミカンを1個食べたので残り1個しかないのを食べる。あまり旨くないミカンだ。空は快晴、大峰は良いけど新鮮な感動がない。花の時期のは早すぎるのかなあ。

ここから後は、休んでは食べ休んでは食べのペース。結局前鬼に着いたのは4時15分。風呂に入ると体の調子が戻ってきた。晩飯の用意。明日はどうなるか分からんが、出来るだけとろ火で……餅を焼いている途中でついにアウト!! 。すましゾーニ、竹輪、めざし、キューリ、ピーマン、梅干し、お茶。明日は食べずに出発か。

以降日記なし。行程のみ。


5月1日(日) 前鬼~新宮~串本~大島(民宿) 【晴】


5月2日(月) 串本~大阪 【晴】


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