大峰山脈(稲村ヶ岳)
1970年5月3日(日)~5日(火)


5月3日(日) 阿部野橋(近鉄急行)下市口(バス)洞川~稲村ヶ岳小屋 【曇雨】

8時半起床。行くつもりじゃなかったが外を見ると降る気配じゃないので出かけることにした。阿部野橋10時30分の急行に間に合った。下市口11時50分のバスにも乗れた。

川合で大型キスリング組が全部降りていった。洞川着2時。去年と較べて人が少ない。まだ雨は降ってない。法力峠手前で降り出してきた。峠から稲村ヶ岳の岩峰が見えていた。稲村小屋泊。


5月4日(月) 山上ヶ岳~行者還小屋 【雨曇】

一日中雨曇で景色が見えたのは大日岳と山上ヶ岳岩峰の2ヶ所だけ。お花畑からの眺めを期待したんだが全くダメだった。行者還岳までの面白味がなくただシンドイだけの上り下り。行者還小屋泊。


5月5日(火) 天川辻~天川川合(バス)下市口(近鉄特急)阿部野橋 【曇雨】

今朝起きると一の峠で大工大か関大のパーティに病人が出たと騒いでいた。6時出発、天川辻から林道まで急降下。両岸に咲くヤマツツジが綺麗だった。これを見ただけでも来てよかった。山桜も所々に咲いていた。

神童子谷出合を過ぎ歩いて行くと白子谷出合に滝が懸かっていた。この谷は出合から2本の滝が連続して懸かっている面白そうな谷だった。ダム、弥山川まで飛ばす。弥山川上部は雲がかかり微かに見えているだけ。

天川川合着9時20分。また関大WVに会った。今回は3組見た。親和女子大のパーティもいた。ピエロみたいに看板ぶら下げて歩く必要はないと思うけど。下市口から帰りは特急に乗った。残雪と新緑、岩峰、樹林帯、ヤマツツジ、雨だったけど良い山だった。


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