パノム・ルンはいつ行っても神々しい所だ。２００５年３月、２００６年４月と２年続けて行ってみた。タイのクメール遺跡では一番好きな場所だ。
参道の向こうに中央祠堂の尖塔が見えている。この寺院はアンコール・ワットと同じく東を正面としている。
回廊のゲートをくぐるとレリーフに溢れる神殿が空高く聳えている。
特にこの２態が素晴らしい。「踊るシヴァ」と「リクライニング・ヴィシュヌ」。他にもヒンドゥ神話のレリーフがいっぱいある。
ここには特に多くのナーガが目につく、ナーガの神殿と言ってもいいくらいだ。アンコールに較べると、どれも顔付きが凶暴で、牙も鋭い。
２００６年４月に再訪してみたら丁度「パノム・ルン・フェスティバル」が開催されていた。この時期、朝日が真東（東参道）から上がるのに合わせて毎年開かれているそうだ。着飾った踊り子さん（クイーンかな）もいた。
あまり練習していないような踊り手達、道端には屋台が並び、小さな軍楽隊も控えている。