アナンタプールの宿を出て約２時間、白いゴプラが目立つタードパトリに着いた。アーンドラ・プラデシュ州の寺院もゴプラを持っているが、タミルナードゥに較べると壁面の派手さはない。この街にはヴィジャヤナガラ時代に建てられた２つの寺院がある。国道近くのヴェンカタラマーナ寺院と川沿いの」ラーマリンゲシュワラ寺院だ。【２００８年１１月２２日】
神像も少なくアッサリしているゴプラ壁面。
楼門（ゴプラ）をくぐると、チャリオットが鎮座するマンダパがあった。
境内はお祈りをする人が後を絶たない。
騎馬像３体。どれも黒光りしている。
マンダパは隅々まで彫刻で覆われている。石段横に「ゾウと馭者」像。天井の「何かと馭者」像。その他いろいろ。
騎馬像、騎馬像と女神？、女神像。
マンダパの列柱。ブラフマ神かな？。
ペンネル川沿いに建つラーマリンゲシュワラ寺院。南入口のゴプラ、上半分が欠けている。
ゴプラ壁面を飾る彫刻の数々。騎馬像も見られる。
この寺院の彫刻密度には唖然とさせられる。よくもマア彫ったものだ。
分かりにくい所にこんなレリーフもあった。なるべく人目に付かない所に（秘め事だから……）。
Ｊ・ファーガソンが絶賛したという北側の未完ゴプラ。基部だけしかないがレリーフの密度にはビックリさせられる。すぐ外は川が流れている。
裏側（川沿い）に出てみた。地元のニイチャン達がたむろしていて「写真を撮ってくれ」と寄り集まってきた。何枚か写してやったがキリがないので「フィルムが切れた」と誤魔化してバイバイした。