今日から南の旅が始まる。カーヴェリ・デルタからマドゥライにかけては多くの寺院が散在しているが有名なガイドブックには全く無視されている地帯だ。一般向きとは言い難いがジョージ・ミッチェルの「Southern India」は本当に役立つ。【２０１０年１月２４日】
外観は何の変哲もない寺院。トンネルみたいな回廊が神殿に向かって伸びていた。寺院の係員みたいなジイさんが付いてきて簡単な説明をしてくれる。写真を撮っても何も言わないからマアイイカ。
初めのマンダパには素晴らしい彫像が並んでいた。予想外の光景に心が弾む。
マンダパ前のオープンテラスで休んでいる人々。ここのゴプラは入口じゃなく回廊の真ん中に建っていた。
天井壁画もカラフルで綺麗。
神殿の入口辺りにあった騎馬像、ここのはマンガチックな感じ。美術品という感覚はないのか周りには無造作に看板とかが置いてある。
薄暗い神殿回廊内には黒っぽい彫像が幾体かあった。そう躍動的ではないが。
神殿の奥は岩を彫り込んで通路が出来ていた。神殿内で遊んでいた可愛い子犬たち。
一番奥の扉をを開けてもらい外に出て１枚岩の上を歩く。この寺院は大岩を彫って造ったのか、ひっついて建てたのか、どっちだろう。
上の塀際に何やら祀られていた。登ってみると小さなナーガの祠が並べられていた。