バンガロールからナンディ・ヒル、レパークシを経由してペヌコンダまで来た。ハイデラバードに向かう幹線道路沿いの街だがヒッソリとしていた。「ラーマーヤナ」とクリシュナの神話が描かれたレリーフがあるというので来てみたが、寺院は閉まっていた。【２００８年１１月２１日】
岩ゴロの荒れた山を背景に、２つの祠堂が建っていた。他には無し。小規模すぎて拍子抜けする。
アーンドラ・プラデシュ州にはいるとムスリム寺院も多くなってくる。レリーフの方は壁面に埋め込まれたような感じだ。
探せば面白いレリーフも見つかる「乳海攪拌」もあった、しかし柱に彫られている彫像ばかり見ている所為か平面的に思えてしまう。わざわざ来ることもなかったか。
今夜の宿泊地アナンタプール。タードパトリ周辺ではここくらいしかマシな宿はない。１人くらい飛び込みでいけるだろうと思っていたが中々どうして……。予定では「ＳＲリージェンシー」という３星？ホテルだったのだが、聞くと「フル！」。運チャンがいろいろ当たってくれた。次の「スジャータ・ホテル」も×。最後に「アマラバティ・ロッジ」でやっとＯＫ。ここも以外にアッサリとチェック・イン、変だなと思っていたら案の定後から電話がかかってきた。「書類（外人用の）の記入が必要だから降りてきてくれ」とのこと。やりとりからすると外人など滅多に泊まらないようで手続きが分からなかったみたいだ。
晩飯の場所を探しに街を歩いた、といっても５分も歩くと街の中心に出てしまう。モスクからコーランが聞こえてくる。ジュースを飲もうと１軒のレストランに入ったがメニューはなし、英語も通じにくい。止めてジュース・スタンドでパイン・ジュースを飲んでいると、横にいたニイチャンが話しかけてきた。喋りながら「何ヶ国語喋るのか」と聞いてみると「５カ国、テルグ、タミル、カンナダ、ヒンディー、英語」。運チャンも同じ５カ国語と言っていた。タミルナードゥでは「タミル語・英語」が多かったが、カルナータカ、アーンドラ・プラデシュはヒンディー語圏に接している所為かヒンディー語への抵抗が少ないみたいだ。