マドゥライから車で１時間半、街に近づくと高いゴプラが見えてきた。この光景にはいつもワクワクする。この寺院もテンプル・ネットで見つけた一つだ。ただ観光客は来そうにないし内部がどうなっているかもハッキリしない。【２０１０年１月２５日】
見上げるゴプラは壮大だ。高さは150f、横に小さなゴプラが並んで建っているのが珍しい。
巨大な入口付近。外人相手に寄ってくる連中も皆無。
ただ壁面はスッキリしていて面白味に欠ける。彫刻が目立たない。バックが青空なので綺麗に見えているが。
カメラ代を徴収されることもなく中に入ると、ごく普通の寺院だった。マンダパにも目を惹く彫像はなし。
薄暗い回廊が続く正統なヒンドゥー寺院の様相。時折変わったレリーフが見られる程度。じっくり見たらもっとあるのかもしれないが、平面的なレリーフでは物足りない。
外に出ると黒く塗られたチャリオットがあり、若者たちが飾り付けの修繕をしていた。作業台に登ってていくと“芯棒を立てるから写真をとってくれ”と陽気に笑っている。
作業台付近からの風景。
バスターミナルまで行ってみたがタミル語オンリーでサッパリ分からない。少し離れた所から見たゴプラは威圧感がある。