アンコールで一番惹かれるところ。誰がこんな奇妙な造形を考えたのだろう。４９基もの顔面塔が何故必要だったのか？。今は苔むした色をしているが創建当時はどんな色彩だったのかなあ。雨期に訪れると草が生い茂り、本来の遺跡の姿が見られる。４面仏が雨に打たれる光景は迫力があった。
南側の入口付近。大体は東側から入っている。トゥクトゥクは北出口の駐車場で待機している。各柱にはアプサラのレリーフがいっぱい、リンテルにもラインダンスの姿が描かれている。
バイヨンの尊顔①。
バイヨンの尊顔②。
西側からの眺め。
夥しいレリーフが回廊の壁を埋めている。「乳海攪拌」も不完全ながら残っていた。
来るたびに新しいレリーフを発見していた。入り組んだ回廊の裏まで見ればもっとあるのだろう。
空高く聳える４面仏塔と中央祠堂の基部。
デヴァダーも多く見られる。真ん中は長い髪の女神（水神らしい）。
北側の出口付近。
駐車場前の売店で一服、ココナツジュースで喉を潤す。以前はバイヨンの回りに雑然と土産物屋、レストランが並んでいたが最近ここにまとめられた。美観を損なうという判断か…段々規制が多くなり不自然な形になっていく。
雨期（７月）に来ると、青々としたバイヨンが見られる。これがアンコール本来の姿だと思う。
雨に打たれる４面仏。降り出したかと思えば土砂降りになって、暫くすると止んで青空が広がる。
水に濡れた水神の姿。生き生きしているようにも感じる。他のレリーフも水をもらって躍動的になっている。